4.27.2012

4月21日 土曜日
インドネシア・イカット(絣)に関連した催しをはしごしました。最初は水天宮にある昔料亭だった建物をギャラリーにしたすてきな空間で行われていた、ティモール テキスタイルの『布と道具』という展示会。インドネシア、ラオス、ミャンマー等の布や織りの道具が並んでいて、説明を丁寧にしていただきました。インドネシアでは、織りあげた布にハサミを入れる時に儀式が行われたり、輪状整経の織りきれない部分に糸を通して最後まで織って作る穀物入れがあります。それらを見ていると現地の人々が糸や布を大事に扱っている事がわかりました。
次は自由が丘の岩立フォークテキスタイルミュージアムで行われている『インドネシアとフィリピン 島々の魅力』。こちらはフィリピンやインドネシアの細かな織りやビーズワーク、バティックなど、触る事はできませんでしたが手の込んだ布が並んでいました。ちょうど、イカットのワークショップに参加していた所だったので、イカットがあるインドネシアの人々の暮らしがほんの少しだけ覗けた気がしました。