9.17.2012

9月14日 金曜日
後帯機(こうたいばた)の擬似輪状(ぎじりんじょう)で織る緯絣(よこかすり)を習っています。普段織っている輪状整経では、経糸(たていと)の密度が高く緯糸(よこいと)が見えないのが特徴ですが、擬似輪状整経では筬を使う事で経糸に間隔ができ、高機で織る布のように緯糸が見えてきます。初めて体験した筬通しをするこの整経は慣れるとペースも少しづつ上がり、難しさも感じましたが幅30センチ長さ160センチ分の作業を終えた時は達成感でいっぱいでした。整経と並行して緯糸(絣糸と無地糸)の藍染めも行い、染めては乾かしを三回繰り返しました。写真は染めた糸とオマケで染めたビー玉を使って絞り模様をつけた晒しです。次回の織りまで宿題もありますが、とても楽しみです。

(前後していまいましたが、)
9月6日 木曜日
ニ週目ミアザの織りのワークショップに参加してきました。今回は経糸を飛ばして模様を作る物で、先生のお話では参考にしたのはインドネシアの織物とのこと。タイで習った織り方と基本は同じですが、通常の綾の他に逆の綾のふたつを使う事で同じ布の中に色違いの模様が浮き上がりました。新しい方法を知ったので満足の一日でした。欲張って幅広で長く整経したのでまだ織り上がっていません。

9.10.2012

9月10日 月曜日
ベランダ植木鉢育ちの今年の和棉(高さはおよそ70センチ)は五つの実がはじけて、綿を見せてくれました。こんな調子だと、いつになれば糸紡ぎが出来る量になるかわかりませんが毎年の楽しみとして続けていきます。