3.07.2011

3月7日 月曜日。ブックカバーを織ってます。
カレン族のような自分の身体でたて糸を引っ張る機織り方法は、腰織りとか腰機、地機(じばた)等、英語だとbackstrap loomと呼んでいます。この方法は南米のグァテマラ、インドのマニプール、ブータン、ラオス南部等で多少の違いはありますが織られているそうです。日本の結城紬もこんな感じで似ていますね。きっと他の場所でも高機(鶴の恩返しに出てくるような織り機)とは違う原始的なものが織られていると思います。世界に同じように機織りする人がいると考えるとわくわくします。

3.01.2011

3月1日 火曜日。整経(せいけい)をした、たて糸を土台から外して織り始めます。写真中央の刀のような形の木材が刀杼(とうひ)と呼ぶ、よこ糸を打ちつける道具です。現地で習っていた時は英語を話すバンコク出身の先生はビター(beater?)と呼び、カレン族の先生はタペ(tape・タイ語かカレン語か不明)と呼んでいました。カレン族の機織りの場合、刀杼は重い物が良く、先生達いわく美しい布が織れるそうです。