4.27.2012

4月21日 土曜日
インドネシア・イカット(絣)に関連した催しをはしごしました。最初は水天宮にある昔料亭だった建物をギャラリーにしたすてきな空間で行われていた、ティモール テキスタイルの『布と道具』という展示会。インドネシア、ラオス、ミャンマー等の布や織りの道具が並んでいて、説明を丁寧にしていただきました。インドネシアでは、織りあげた布にハサミを入れる時に儀式が行われたり、輪状整経の織りきれない部分に糸を通して最後まで織って作る穀物入れがあります。それらを見ていると現地の人々が糸や布を大事に扱っている事がわかりました。
次は自由が丘の岩立フォークテキスタイルミュージアムで行われている『インドネシアとフィリピン 島々の魅力』。こちらはフィリピンやインドネシアの細かな織りやビーズワーク、バティックなど、触る事はできませんでしたが手の込んだ布が並んでいました。ちょうど、イカットのワークショップに参加していた所だったので、イカットがあるインドネシアの人々の暮らしがほんの少しだけ覗けた気がしました。

4.18.2012

4月18日 火曜日
シンの裾を、やっと織り上げました。カレン族の伝統的な模様はわからないので菱形の連続模様にしてみました。次回タイに織りを習いに行ったら、伝統的な模様も取得したいです。

4月13日 金曜日
『インドネシアの絣を織る』というワークショップに参加してきました。月一回ペースで三回講座の第一回は『絣糸を作る』というものでした。インドネシアのヌサ・テンガラ諸島(フローレス島・ティモール島・スンバワ島・アロール島等)では輪状整経の後帯機でタテ絣が織られているそうで、タイのカレン族と共通しています。模様は島ごとに違いがあったり、絣糸を効率よく作る方法をしていたり興味深いワークショップでした。写真は整経した糸を自分で考えた模様に合わせて括っているところです。インドネシアでは木の皮で括るそうですが、手に入らないのでビニール紐で代用しています。来月の第二回でこの糸を藍で染色し、第三回ではいよいよ布を織り上げます。