7.04.2012

2012年7月4日 水曜日
織り終えた布の余分な経糸(2、30センチの短い糸)を見ていて、ふと以前読んだ本を思い出しました。福井貞子さんの『木綿再考』か『木綿口伝』の中に昔(明治だったかなぁ)は木綿が貴重だったので、切って短くなった経糸もひとつづつ結んでよこ糸に使い少しも無駄にしなかったそう。確か自家用に織るその布は結び目に祈りが込められていたのでしょう。布に出てくる結び目も可愛らしいなぁと…。そんな訳で今日は糸結びをしています。