8.28.2011

8月26日 金曜日。木綿に草木の赤を染めるという染色ワークショップに参加してきました。一日目は下染めを豆汁下地、タンニン下地(五倍子とタンニン酸)、濃染剤下地という四種類で行い、二日目は下染めした糸をコチニールという虫で鮮やかな赤色系に染めあげました。試験用の色々な糸(写真上左から、原糸、下染め無し、豆汁下地、五倍子下地、タンニン酸下地、濃染剤下地)の他に、私はチャルカで紡いだ和綿とタイ産手紡ぎ綿の糸(写真下)を持ち込んで豆汁下地で染めました。下地や糸の種類、または染材をそのまま煮るか、すり潰して煮るか、煮出した染液の回数等の違いで色が変わるので参加者の糸はそれぞれ違っていました。いつもは一人で染色したり織ったりと孤独な作業ですが、先生から習い、一緒に習う仲間がいるのはとても楽しい時間で、新しい出会いもあり良い経験でした。